新潟大学医歯学総合病院高度医療開発センター 先進医療開拓部門

Activity取り組み

自己免疫性肺胞蛋白症の薬事承認の推進

Leukine吸入療法による肺胞蛋白症の新治療実用化を目指します

「自己免疫性肺胞蛋白症」は、肺胞と呼ばれる肺の一番奥にある袋に老廃物が溜まり徐々に呼吸困難が進行する稀少肺疾患です。我が国に3300人の患者さんがいます。標準治療は、全身麻酔下で片肺を20〜30Lの生理食塩水で洗う全肺洗浄法です。これに対して、我々は「Leukine」という蛋白を1日20分ほど吸入して治す治療を開発中です。すでに治験は終了し、薬事承認申請の手続きが進んでいます。

Leukine吸入療法の実用化に向けて