地域再生医療コンソーシアム構想

About概 要

地域再生医療コンソーシアムについて

再生医療の迅速かつ安全な提供を図るため、2015年に再生医療等の安全性の確保等に関する法律(再生医療新法)が施行されました。これにより、細胞加工を大学病院などの外部機関へ委託することができるようになり、地域の診療所との連携診療が可能になりました。

新潟大学医歯学総合病院 輸血・再生・細胞治療センターでは、これまで歯科口腔再生を中心に100件を越す再生医療の実臨床を実施してきました。県内外の歯科診療所・病院に歯科口腔再生技術を普及させることを目的に「地域再生医療コンソーシアム」を設立します。

対象疾患は、従来治療では治療困難な「歯周病による歯槽骨欠損」及び「インプラントの植立が困難な歯槽骨・顎骨萎縮の骨増生術」とし、当センター輸血・再生医療部門から民間CPC(細胞プロセッシングセンター)に自家培養骨膜シート製造技術を移転し、大学病院歯科医師の指導のもと、県内外医療機関での歯科口腔再生医療の連携診療体制を構築します。

このため、再生医療に携わる歯科医師の技術研修や患者検体の輸送・保存システムの構築、料金徴収や再生医療保険の加入に関する大学と医療施設との契約、特定認定再生医療等委員会への申請や関東甲信越厚生局への届け出などの業務を支援します。また、設立当初から産学連携で事業を進めることで、地域再生医療のロールモデルを目指します。

活動の概要

地域再生医療コンソーシアムは、新潟、埼玉の歯科開業医、新潟大学医歯学総合病院CPC、顎顔面口腔外科、歯周病科、インプラント科、コージンバイオ(株)(PIRM)から構成され、月一回の定例会議で勉強会、不定期での相談・意見交換会を開催しています。

対象疾患及び治療

対象疾患は「歯周病による歯槽骨欠損」及び「インプラントの植立が困難な歯槽骨・顎骨萎縮の骨増生術」とし、
①多血小板血漿(PRP)
②多血小板フィブリン(PRF)
③培養骨膜シート
を用いた歯科口腔領域の再生医療の普及を目指します。

※リグロスやエムドゲイン無効の歯周病難治例、顎骨吸収・顎骨欠損へのインプラント治療前(サイナスリフト)、将来的にはインプラント周囲炎を検討中

活動計画の策定・実施

活動計画は、新潟大学医歯学総合病院 輸血・再生・細胞治療センタースタッフ、院内歯科医師、市内歯科医師、コージンバイオ株式会社(培地メーカー)社員、新潟大学医歯学総合病院事務部スタッフで構成される会議で、合議によって決定・実施する。

連携診療契約の策定

新潟大学医歯学総合病院事務部スタッフとコンソーシアムメンバーは、料金徴収システムを構築し連携診療の契約方法について協議する。

技術研修の実施

申請・届出業務のサポート

コンソーシアムの組織と役割