JASMINシロリムス新作用研究会

JASMIN
シロリムス新作用研究会
Japanese Association of
Sirolimus Medical Investigation Network― ジャスミン研究会 ―本研究会について
本研究会は、シロリムスの新作用の発見と応用に関して、
(1)基礎研究 と (2)臨床研究 の両面からアプローチし、
情報交換の場とすることを目的として設立されました。

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研究の動向

研究対象の疾患

シロリムスについて

シロリムスは、移植片の拒絶反応の阻止に用いる目的で開発され、細胞分裂と代謝に関与するmTORを阻害する抗生物質です。世界で55ヵ国が腎移植後の薬として承認され、20年以上使用されています。

シロリムスは別名 ラパマイシンと呼ばれ、イースター島の土に棲む細菌から取られました。イースター島のポリネシア語が「ラパヌイ」であることから命名されました。移植された組織や臓器に対する拒絶反応を引き起こすリンパ球(免疫系細胞の一種)の働きを抑える免疫抑制薬の一種であり、セリン/トレオニンキナーゼ阻害薬の一つです。
現在では、様々な腫瘍に対して効果があることがわかり、研究を進めています。

難病情報センター公益財団法人難病医学研究財団国立研究開発法人日本医療研究開発機構